約30年前位の写真です。北九州集談会の忘年会での記念撮影。顔を黒塗りしていない右から三番目が当時の私です。まだ30歳代です。仲間達も多くは同年配でしたし20歳代の人も結構いました。今の発見会は高齢化していますが、最近判ったのは発見会のみでなく、いろんなサークルや趣味の会も同様の現象の模様です。ようするに日本全体が高齢化社会を迎えているという事かも知れません。
近況報告や想い出、森田や発見会の事など、短いエッセイ風の文章などを募集しています。
概ね500文字以内。(個人攻撃や誹謗中傷などは掲載出来ません。)
画像(写真・絵・図)は1枚のみ (画像は必ずしも必要ありません。文章のみも可)
〇生活の発見会会員
〇会員以外でも過去1年以内に集談会に出席した事のある方
〇現在は会員ではないが、過去に概ね10回以上集談会に出席経験のある方
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今の家に住み始めて6年目になります。2年目位のある秋の晴れた日のことでした。玄関の外に立つと何やら良い香りが空気いっぱいに漂っています。部屋に戻って妻に「玄関前に香水を撒いたのか?」と尋ねました。実はそれは香水ではなく、キンモクセイという花の香りなのでした。
花の香りを嗅いだ瞬間、私の脳裏にパッと過去の映像が浮かびます。そして何とも言えない幸せな気持ちになるのです。ほんの一瞬なので、それがどんな映像なのかは判然としません。子供の頃に両親や親せきと行った、広い広い蓮華畑の風景なのか、以前、妻と出かけた山中に不意に見つけた巨大なシダレ梅の光景なのか、あるいは初めて見た時の九重のミヤマキリシマの大群生なのか。
私を幸福な気持ちに導くのは、花の香りだけではありません。ビリッとした冬の冷たい風を頬に感じた時、夏の日本アルプスの雄大な風景が脳裏に蘇って来たりもします。音楽を聴いた瞬間に海外旅行の光景が浮かぶこともあります。フラッシュバックという言葉は「過去の悪い体験が一瞬蘇る」時に使う表現のようですが、良い体験が蘇る場合の、似たような表現がないものでしょうか。
2024年11月 上野 (写真は九重山に咲くミヤマキリシマ。山全体がピンク色に染まる)