最新情報等

★集談会の日程変更、会場変更、派遣講師情報、特別行事等のお知らせです。

今後の集談会日程

5月・・・5月12日開催予定。
6月・・・6月9日開催予定。派遣講師の年間計画にはありませんが、横林支部長が出席する可能性もあります。
7月・・・7月14日開催予定。

2024年に印象に残ったこと

 3月の集談会は初めて熊本のHさんが派遣講師として出席しました。ご自身の体験を発表して頂き、また、体験記を書くことの必要性を説いておられました。確かにベテラン会員が最も激しく症状に悩んでいた時の事は、同じベテラン同志でも案外知らないものです。多くのベテランが過去に体験記を書いているとしても、年齢を重ねるとまた昔とは見解が変わっていくものだと思うので、是非また体験記を書いて欲しいものです。また、自分の体験を文章化する事により、あらためて自分自身を振り返り客観視できる、という意見は全くその通りだと思いました。


 2024(令和6)年1月の集談会は出席人数8名でした。Eさんが約40年ぶりに出席したので驚きました。Nさんの出席も7年ぶり位でしょうか。お二人とも社会で活躍され、今は症状の悩みもなく、皆の話の聞き役となっていました。頼もしい限りでした。

2023年に印象に残ったこと

 2023年11月に福岡南部集談会で医師であるTさんが講師として出席されました。Tさん自身のウツ病体験についてのお話は大変参考になりました。ウツ病自体は通常3ヶ月もすれば治るが、抑うつ神経症を併発すると長引き、薬も効かないとのお話でした。なお、ウツ病と神経症との境目は判断が難しいとの事でした。また、思い切って薬の量を減らすと非常に体調が良くなり、その体験から自分自身の医師としてのそれまでの患者への対応も反省したとの事でした。そして「他人のとらわれる姿はよく見えるが、自分の姿はみえにくい」という話は、自分達ベテラン会員としての姿勢にも考えさせられるものがありました。(他人に対してのアドバイスは出来ても、自分の事は見えていない可能性もある、という事です。)

Hakken

 生活の発見会に入会すれば、毎月『Hakken』が送られて来ます。私のような古い世代は「発見誌」と呼んでいました。症状に悩んでいた若い頃、毎月送られて来るのをまだかまだかと楽しみにしていました。郵送されたその日のうちにむさぼるように読んだものです。辛い時に記事内容を思い出し励みにしていました。最近は、せっかく入会したのに余り記事を読んでいない人もいるようです。実に勿体ない事です。その時には余りピンとこなかった内容が、後になって読み返してみると「なるほど!!」と驚く事もあります。その後の人生で様々な体験を積んで再読してみると、その時にはシックリこなかった内容が、驚くほど心に響くことがあるのです。
 (写真は2010年5月、学習運動40周年・発見誌創刊100号記念特集号 この号のみ表紙がカラーだった。)

2024年 4月号

 今月号は「巻頭言」「中高年のひろば」「はっ犬くんオリジナル森田を読む」が個人的には良かったと思いました。P30~「はっ犬くんオリジナル森田を読む」のシリーズは私が最初に必ず読むものです。森田初心者には森田先生の説明は難解に感じるかも知れませんが、やはり森田を学ぶには森田先生の言葉から学ぶ事が最も適正だと私はいつも感じています。今回の内容・・・症状の克服を言葉で学ぼうとすると必ず矛盾が生じるが、実行しさえすれば容易だと言う森田先生の話でした。「ここが言葉のやりくりの難しいところで、言葉はだいたい矛盾しがちのもりであります。私が思想の矛盾というのはこのことです」「これに反して実行は簡単です」「不安のままに、いわれることを試みに実行しさえすればよいのであります」と先生は言っています。(S.U記)

ホームページ作成にあたって

 「森田療法をより詳しく知るには」では現在4冊の書籍をご紹介しています。「自分自身が読んで納得したものでなければ紹介したくない」という方針ですので、まだまだ数が多くはありません。『心配性を治す本』は何を隠そう40年以上前に読んで、即発見会に入会したキッカケとなった本です。森田正馬が著わした二冊の書籍は過去に二度は読んでいるはずです。今回『はじめての森田療法』をまだ読んでいなかったので、アマゾンで取り寄せ一晩で読破しました。今後も追加していきたいという思いはありますが、「選択肢が多すぎると迷ってしまい、逆に選択しなくなる」という人間の性質を想うと、あまり数を増やし過ぎるのもどうかという感じですね。でも思ったのは「これ一冊のみでオーケー」という本はないということです。何冊かは読んで欲しいというのが本音です。(s.u)2023.10.27

 集談会のホームページ作成の話が持ち上がったのが2023年8月頃だったでしょうか。全く未知数の作業で、ようやく重い腰を上げての作成開始が10月17日朝のこと。まずGメールアカウントの新規取得からスタート。私はGメールが何たるかさえよく知らなかったので「これは大変そうだ。最低でも1ヶ月位は要しそうだ」と思いました。・・・ところがやがて弾みがつき、その日の午後には概ねホームページの作成が完了してしまいました。やり始める前までは、何事にも気が遠くなる程の大変さを頭の中で肥大化してしまうのが悪い癖です。まさに「案ずるより産むが易し」です。でも、意外にも早く出来たのも、佐賀集談会のYさんからのプロの助言あっての事でした。「やはりプロは違う」とYさんの解説の分かり易さには驚かされた次第です。(s.u)2023.10.23記

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